鹿児島市鴨池めぐみ幼稚園
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◆ 園長だより (園長:木伸江) ◆ 


幼稚園は、子ども達がはじめて家庭以外に接する社会です。また、「三つ子の魂百まで」 と言われる

ように この幼児期はこれからの人格形成を考える上で大切な時期でもあります。


乳児期から幼児期へと成長し、自立心が芽生え、心の扉を開けようとする時期、はじめは一人遊びを

してい た子どもも先生の誘いかけや友だちとのふれあいを通して一人遊びとは違った友だちと遊ぶ楽しさ

を味わいます。


同時に、自分の考え以外のものに触れることで、ある時は自分の考えを譲ることを覚え、またある時に

は自分の考えが認められ、自分以外の価値観、基準、物事への見方を学ぶ第一歩だと思います。





ただし、そこに至るまでには、傷つくこともあり、逆に傷つけることもあるでしょう。

子ども達は小さな喧嘩や心の葛藤を繰り返すことで相手の心の痛みを知り、また、仲直りの方法を学んだりと、

人間にとって 最も大事な、愛すること、信じること、思いやること、許すことなど、経験から多くを学んでいくはず

です。

そこには、よきライバル心、向上心、そして友情という、掛け替えのない友達との絆も生まれるでしょう。

また、対人関係だけでなく、遊びを通して、想像(創造)することの喜びをも知るでしょう。自己実現の場を

得るでしょう。

遊びこそが将来、独創的でねばり強い思考能力を育成する教育課程と言えるのではないでしょうか。



このように幼児期に行われる遊びには、人生で学ぶ大切なものに満ち溢れています。

遊びからあらゆることを学び、人間としての成長の基盤、「生きる力」を作るのだと信じています。



この「生きる力」を養うには、教師が子どもたちに知識を詰め込む教育ではなく、子どもが主体的に一つ

一つの体験をすることにより、自分で考え、自分で判断し、自分でできる力を育み、幼児期にふさわしい

園生活を過ごせるよう、個を見つめ、個の特性を生かす指導に心がけ、遊びが豊かになる環境づくりを

基本的な姿勢として取組んで参りたいと思います。




人生の根底に、愛することを覚える心の故郷として、幼稚園の時を思い出せるような、そんな幼稚園時代

にしていきたいです。

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